「フランス全土、午後6時以降外出禁止 変異型へ対応強化」

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以下、朝日新聞デジタル版(2021/1/15 7:59)から。

 フランスのカステックス首相は14日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として実施中の夜間の外出禁止令について、今月16日から全土で、開始時間を現行の午後8時から午後6時に2時間早めると記者会見で明らかにした。

 英国で猛威を振るう感染力が強い変異ウイルスは、フランスでも連日200~300件の感染が確認されており、南アフリカ型の変異ウイルスも報告されている。24時間の新規感染者数は連日約2万人を数え、300人前後が亡くなっている。

 カステックス氏は変異ウイルスの拡大を防ごうと、入国規制の強化も表明。欧州連合EU)以外の国からの渡航については、出国前に検査した陰性証明書の提示と、入国後7日間の自主隔離を今月18日から求める。これまで免除されていた日本からの入国者も対象となる。

 フランスでは現在、感染が深刻な東部を中心とした一部地域のみ、午後6時以降の外出を禁じている。昨年春と秋に導入した24時間の外出禁止令については、「社会的、経済的なコストが重すぎる」として見送ったが、「感染状況が悪化すれば、ただちに出さざるを得ない」と警告した。

(後略)

(疋田多揚)