「「ミャンマーの旗の下で戦えない」 競泳選手が東京五輪ボイコット」

以下、毎日新聞(2021/4/26 23:00(最終更新 4/26 23:00))より。

mainichi.jp

 国軍がクーデターを起こしたミャンマーで、東京オリンピックを目指してきた競泳選手が出場ボイコットを表明した。激烈な弾圧による死者は700人を超え、アスリートも犠牲になった。「ミャンマーの旗の下で戦う選択肢はない」。国際オリンピック委員会IOC)に、軍政下のミャンマーの参加を認めないよう訴えている。

 競泳男子自由形短距離のウィンテットウーさん(26)は、ネット交流サービス(SNS)で不参加の意思を明らかにした。6歳から水泳を始め、国内有数のスイマーに。2016年のリオデジャネイロ五輪出場は逃したが、東京で夢をかなえるため、オーストラリアのメルボルンに移住し、特訓してきた。

 19年の東南アジア競技大会国際水泳連盟の五輪出場標準記録を突破。フェイスブックで「東京五輪ドリーマー」と称し、情報を発信していた。

(後略)