「原発の発電コスト上昇、太陽光などより高く コスト優位性揺らぐ」

以下、毎日新聞(2021/7/12 09:56(最終更新 7/12 10:01))より。

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 経済産業省は12日、2030年時点の原子力や火力、太陽光など各電源の発電コストを有識者委員会で示した。原発の発電コストは、東京電力福島第1原発事故を踏まえた安全対策費の増加などを反映し、1キロワット時あたり「11円台後半以上」と算定。過去の試算では「最安値」だったが、太陽光などよりも高くなり、コスト面での優位性が大きく揺らぎそうだ。

 原発の発電コストは、15年の試算の「10・3円以上」から1割以上上昇した。最も安いのは事業用太陽光で、「8円台前半~11円台後半」。次いで住宅用太陽光の「9円台後半~14円台前半」などとなった。

 今回の試算では、各電源のコストの示し方について、小数点以下も示した以前の試算から、今回は「~円台前半・後半」という記載方法に改めた。【岡大介