「立憲・枝野代表「麻生財務相の責任明確、もう死に体だ」」

amamu2018-06-03

 以下、朝日新聞デジタル版(2018年6月3日18時26分)から。

立憲民主党枝野幸男代表(発言録)

 (学校法人「森友学園」に関する決裁文書改ざんについて)末端で不祥事が起きたという話とは全然質が違う。5年にわたって大臣を務めている麻生太郎財務相政治責任は明確で、もう大臣としては死に体だ。

 (麻生財務相が出張先のカナダで「組織的じゃない」などと発言したことについて)そんな戯言(ざれごと)は言わせておけばいい。不信任案を突きつけられたり、追い込まれたりする前に、お辞めになった方が晩節を汚さないことになるんじゃないかなと思う。

 与党の皆さんも、「組織的なものではない」「大臣がやめるような大きな話ではない」ということ(を認めること)の共犯だということです。今、共犯が増えているプロセスにあるのかなと思います。(山梨県昭和町での講演後、記者団に)

「新潟県知事選、花角氏がやや先行 朝日新聞情勢調査」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年6月3日22時19分)から。

 10日投開票の新潟県知事選について、朝日新聞社は2、3の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。自民と公明が支持する前海上保安庁次長の花角英世氏(60)がやや先行し、野党5党が推薦する前県議の池田千賀子氏(57)が激しく追い上げている。元同県五泉市議の安中聡氏(40)は厳しい。

 有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 投票態度を明らかにした人でみると、花角氏は告示後に自民の支持が決まったが、自民支持層の8割を固めた。主婦層など、女性の支持が厚い。年齢別では、40〜50代の6割以上から支持を受けている。

 池田氏は、立憲支持層の8割をまとめた。全体の半数強を占める無党派層の5割から支持を受けている。60代以上では、花角氏と支持を分け合った。

 同時に行った世論調査で、東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市刈羽村)の再稼働への賛否を尋ねると、「賛成」は24%、「反対」が60%だった。賛成と答えた人の多くは花角氏を支持した。一方、反対と答えた人では、半数以上が池田氏を支持したが、花角氏も一定の支持を得ている。
調査方法

 コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、新潟県内の有権者を対象に調査した。有権者がいる世帯と判明した番号は1939件、有効回答は1137人。回答率は59%。

「差別投稿の俳優「睡眠薬のせい」 製薬会社が皮肉で反論」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年6月1日00時47分)から。

 ツイッターに人種差別的な投稿をして主演ドラマが打ち切られた俳優ロザンヌ・バー氏が、問題の投稿は睡眠薬のせいだったと弁明した。これに対し、製薬大手サノフィは30日、「人種差別という副作用は報告されていない」と皮肉たっぷりに反論した。

 バー氏は29日、オバマ前大統領の元上級顧問バレリー・ジャレットさんを投稿で揶揄(やゆ)。米ABCテレビはその日のうちに人気ドラマ「ロザンヌ」の打ち切りを決めた。バー氏は同日夜になって「あれは午前2時のできごとで、私は(睡眠薬)アンビエン(の影響下)でツイートしていた」と釈明めいた投稿をした。

 これに対し、サノフィは「世界中の人々の暮らしを改善するため、サノフィではあらゆる人種、宗教、国籍の人々が働いている。薬品治療に副作用はつきものだが、サノフィの薬剤に人種差別という副作用は報告されていない」との声明を出した。

 バー氏のツイートは、イラン生まれのアフリカ系米国人であるジャレットさんについて「(イスラム団体)ムスリム同胞団猿の惑星に赤ちゃんができた」とからかう内容。ABCは「発言は忌まわしく、不快で、我々の価値観と一致しない」として番組を打ち切った。

 ロザンヌは白人労働者家庭の日常をユーモラスに描き、1988〜97年に放送された人気シリーズ。ニューヨーク・タイムズ紙などによると、2016年11月のトランプ氏の大統領当選後、新シリーズ制作が決定し、今年3〜5月に放送されて大ヒットした。次のシリーズ制作も決まっていたが、今回の決定で中止になった。(ニューヨーク=金成隆一)