サンフランシスコでの近況

amamu1981-09-08

 サンフランシスコのマーケット通りにアパートを借りてから、20日以上経つ。
 朝6時頃起きて、テレビを観ながら、朝食をつくり、テレビを観たり、本を読んだりして午前中を過ごし、午後は本屋に行ったり、またテレビを観たりしている。太陽はもちろん暖かいのだが、風が涼しく、子ども以外は泳いでいないが、前にも書いたように私のアパートにちょっとしたプールがあるので、たまには日光浴をしたり、買い物に行ったりして、時間を過ごしている。
 言葉の方も、ゴチャゴチャ早いスピードで言われるとわからないのだが、地下鉄の放送やテレビのドラマ、ゲームショーも、完全ではないが、楽しめるので、その点は安心。
 買い物など自分の要求を満たす場合、自分が喋らなくても、資本主義社会では、金がモノをいう(Money talks.)ので、当然、安心。
 買い物では、高級なところでは、トラベラーズチェック、クレジットカードで用が足りるが、たまにスーパーマーケットやリカーストア(酒屋)では、ID(身分証明書)を見せろと言われる。不当たりが怖いのか、クレジットカード使用の際には、私のカード番号を眼の前で電話で問い合わせ、「このカードは大丈夫か」とダイレクトに聞くアメリカ式品の無さにも慣れてきた。
 マーケット通りの中華料理屋で、「トラベラーズチェックでいいか」と、娘さんか中国女性に聞くと、おやじさんが出てきて、パスポートの番号を控えさせてもらえれば良いと、さすがに世慣れた知恵をもっている。私の名前をサインすると、私の名前を中国式で発音してくれる。チャイナタウンには、10万人以上の中国人が住んでおり、アメリカ人が入り込めない、ひとつのムラをつくっている。アメリカ人観光客は多いのだが、私にとっては見慣れた漢字が、むしろめずらしいようで、垂れ幕に書かれた漢字を一生懸命に写真に撮っている。