昨日から夏の研修で浜松に来ている。
研修はもちろん学習だが、その研修は今日の午前中で終わり。
実は、研修のついでに、研修終了後に浜名湖を一周しようと考えてBD-3を持ってきた。
折りたたみ自転車のBD-3は新幹線で運んだ。いわゆる輪行という奴である。
一人で浜名湖を一周しようと思っていたが、研修に同行した同僚の一人が付き合いたいというので、レンタル自転車を一台借りて、一緒に回ることになった。
同僚が借りたレンタル自転車はスポーツ車とは言い難いが、仕方がない。
弁天島側から逆時計回りで、浜名湖を一周する計画。浜名湖一周は約50キロだ*1。
浜名湖の周辺は自転車道路もあるし、アップダウンも、湖のまわりだからどうってことはないと踏んでいるが、問題はなんといってもこの暑さである。
この猛暑では、水分補給を欠かすことはできない。
本日のサイクリングの厳しさは、暑さ対策しかないだろう。
かんざん寺温泉を過ぎる。
このあたりはうなぎ料理で有名のようだ。
ランチはうなぎにしよう。
うなぎを蒸さずに焼く関西風とうなぎを蒸して焼く関東風の料理方法では、浜名湖あたりを境にしているという話を聞いたことがあるが、実際どうなのだろう。
今日いただいたうなぎ屋の焼き方は関西風という印象だった。
「浜名湖佐久米駅」(はまなこさくめ)を過ぎる。
高校時代にたしか三ヶ日原人という語彙を聞いた覚えがあるが、その三ヶ日を過ぎる。このあたりはみかんでも有名のようだ。
新居(あらい)を過ぎ弁天島に向かう最後の東海道は国道一号線のところで、雷・稲妻が鳴り響き、夕立となった。
猛暑の中のサイクリングに対する祝福のようにも感じた。
こうして二人ともギブアップすることなく、浜名湖一周達成。
弁天島付近の割烹で、生ビールで乾杯。
浜名湖の入江ともいえるこのあたりは海水と湖水が混じり合っているところ。出された魚介類からもそんな印象をもった。
充実した夏の一日だった。
*1:コースについては、「自転車コースガイド 続関東エリア」薛雅春著1994年を参考にした。