空手初段の賞状を訳してあげた

 彼らの教え子の一人に空手初段を取った14歳の生徒がいるらしく、日本語で書かれた段位を認める賞状を訳してといわれたので、訳してあげた。ラップトップのパソコンのディスプレイを二人で見ながら、私が訳し始めると、マーガレットはメモを取っている。「真剣ですね」と私が言うと、その子の親が喜ぶからという。
 マーガレットは、家庭科の時間に子どもたちがつくったクッキーも一人ひとりの作品をデジタルカメラにおさめていて、本当に教師らしい教師だ。
 ジェフの話だと、ニュージーランドの田舎の生活は、こことは全く違うという。是非家に遊びに来いという。もちろんタラナキ山を訪問した際には、彼らの家を訪れるつもりだし、時期があえば学校も訪問したいと考えている。オークランドの銀行に勤める彼らの息子のニール(仮名)は特にトラウトフィッシングの名手だから、是非ともトラウトフィッシングも教えてもらおうとも思っている。