カリフォルニア科学センターを訪れ、「身体の世界」を見学した

カリフォルニア科学センター

 「身体の世界」(The Body Worlds)と題する催し物を見にいかないかとジェニーに誘われて、カリフォルニア科学センターを訪れてみた。
 私が今泊まっているホテルはジェニーの家の近くにあり、ロサンゼルス空港に近い郊外にあるのだが、カリフォルニア科学センターはダウンタウンに向かって、105と110のハイウェイを走らないといけない。ジェニーの車に便乗させてもらって、11歳のケビンと一緒に科学センターに向かう。カリフォルニア科学センターは、ロサンゼルスオリンピックの会場跡地に建てられたらしい。
 「身体の世界」とは、科学発展のために献体された実際の人体の展示で、骨格・筋肉・内蔵・血管と、まさに本物の人体のパーツがわかりやすく展示されている。プラスティネーション(plastination)と呼ばれる技術によって、こうした展示物が可能になったようで、解剖用の死体からこうしたプラスティネーションにするには1500時間もかかるようだ。
 ヨーロッパとアジアですでに展示され、1千500万人が観たらしく、それが今アメリカ合州国はカリフォルニア科学センターで、2004年7月2日から2005年1月23日まで展示される予定になっているというわけだ。
 会場で、ディックが先にチケットを購入して待ってくれていた。
 このボディワールドのウェブサイトはこちら。http://www.casciencectr.org/Exhibits/Weingart/BodyWorlds/Exhibit/ParentsGuide/ParentsGuide.php