これはすでに昨日のことだが、トータルエマージョンスクールを再び訪問した*1。
これが私にとって素晴らしい体験となった。
昨晩のキャンプは海岸でのキャンプだから、施設的には限りがあったが、舗装されていない道路を走り抜け、約束の9時30分に、学校になんとかたどり着いた。
訪問してみての第一印象は、ここの学校のマオリの子どもたちも、眼を輝かせている子どもたちばかりであるということだ。
最初に見学したクラスは13人くらいのクラスだったが、分割授業のようで、通常は26人くらいだという。
それから、数学の授業などは、大学並みに、テレビ映像と音声を使って、遠隔地との共通授業をやっていた。私が見学したものはたまたま数学の授業だったが、これは数学の授業をマオリ語で高度なレベルで教えることができる教師が少ないためだという。少ない資源をどう使うのか、どう管理すべきかという点で、アオテアロア・ニュージーランドは、とても融通が利くようになっている。
*1:トータルエマージョンスクールへの訪問は、ネイピアに続いてこれで私にとって二回目になる。