靖国神社参拝問題で、今年は、日中関係が最悪になっている。
12月25日の朝日新聞にも、「中国・韓国への親近感」が「急降下」という記事が出ていた。
内閣府の「外交に関する世論調査」によるものだが、いわゆる韓流ブームで韓国への親近感が増す傾向にあったが、「4年ぶりに下落に転じた」と報道されていた。
けれども韓国はまだいい方で、最悪なのが中国だ。中国に「親しみを感じる」と答えた人は、32.4%で、過去最低だった2004年をさらに、5.2%下回ったという。
海外旅行は、海外情勢の影響を受ける。これは旅行会社に勤務する友人から直接聞いた話だが、去年の津波、そして今年の竹島(独島)問題、靖国神社参拝問題、フランス郊外の暴動や治安悪化、こうしたものが、海外旅行から日本人を徐々に遠ざけているという。
平和で安全ないと、旅もできないということを肝に銘じるべきだ。