今回で5台目、本日納車となった。
これは、車ではなく、自転車の話。
これまでの私の自転車は、一台目が、メリダのクロスバイク。これはよく走った。
二台目は、アタラのロードレーサー。中古車だったが、元の所有者はアメリカ人のテニスのコーチ。ドロップハンドルをフラットバーに変えたり、ブルホーンをつけたりして、よく乗った。美しいバイクだった。
三台目は、折りたたみのBD-3。これが今の現役であり愛車。
そして軽さだけで、買った折りたたみが四台目。これは走りがまるでダメだった。だから、ほとんど乗っていない。
そして今回のトランジットスーパーライトSL(Transit Super Light)。
トランジットSLの重量は8.5キロ。名前の通り、この軽さと、そこそこの走りで決断した。
タイヤのサイズは14インチ。
標準現金販売価格は、10万4790円だが、これを多段化してもらって、シートピラーもペダルも変えて、15万円とちょっと。純正の輪行袋も購入して15万9000円だった。それが今日、納車となった。
トレンクル路線で折りたたみを一台欲しいということで、10日ほど前に、折りたたみの専門店に行ってみたら、トレンクルはなかなか手に入らないとのことだった。その店で、トレンクルに似たブリジストンのトランジットSLにたまたま試乗させてもらうことができた。
ルックスこそいまひとつだし高級感もないが、多段化されていてまずまずの走りであった。ものすごく走りが面白い自転車ということではないけれど、軽さは8.5kgほどだから、輪行は確実に楽だ。カラーリングは黒しかないのだが、シートピラーを長めのものに変えてもらって、ブレーキも換えて、多段化してもらうことにした。
トランジットSLとトレンクルとの比較は、加藤さんちの自転車置場に詳しい。
http://homepage2.nifty.com/MrsKatoh/tips/traincle/Superlite_vs_7500/index.html
多段化してもらった店から、トランジットSLで走り出す。
走りは軽快。少し段差のある歩道への乗り上げも、それほどショックはない。小径にもかかわらず、結構走る。
15キロほど走って、駅で折りたたんで、電車に乗る。
折りたたみは簡単だが、折りたたんだあとの形状は今ひとつだが、肩にかけても、まずまず軽い。重たくてどうしようもないという感じはない。
トランジットSLは、軽量さと走りという点で、まずまずの着地点を行っているバイクだ。値段は、もう少し安くてもいいとは思うが。