映画「イエローケーキ」の監督が来日

 まだ観ていないが、ウラン鉱山の採掘現場の危険な実態を伝えるドキュメンタリー映画「イエローケーキ」のヨアヒム・チルナー監督の来日を、2月17日の朝日新聞夕刊が報じている。
 

イエローケーキは、天然のウランを精製したときにできる粉末。2002年に調査を始め、出身の旧東独のほか、カナダ、ナミビア、オーストラリアの鉱山やそこで働く人々、周辺の地域を5年にわたって取材し、10年に完成させた。
 「映画を見て、原発は燃料を得るための入り口からこんなに危険だということを、なぜ知らなかったのかを問い直してほしい。怒りを感じ、原発の廃止のための行動をしてほしい」 
                                (大久保真紀記者)