平田オリザさん演出のカフカ原作「変身」を観てきた。
アンドロイドを使う手法は、おそらく人間とは何かということを追求する方法論なのだろう。平田オリザさんがアンドロイドをつかった演劇に取り組んでいることは聞いていたが、実際に観たことはなかった。また、今回は、フランス語によるもので、日本語への翻訳を見ながらの観劇となった。
カフカの「変身」が原作であったが、福島も扱われ、日本の平田オリザさんの演劇として、父子関係など家族関係も扱われているが、人間とは何かと一貫して追求されたドラマであるように感じた。