レコードディスクのメンテナンス

Moondance

 10代の中学生の俺が音楽を聴き出したのはラジオだった。レコードなどなかなか買えなかったが、買えるとしたら、コレクションの媒体は、レコードだった。LPといっていた。英語では俗にvinylともいうことはあとで知った。
 高校生・大学生の学生時代に、小遣いで好きなレコード盤を買っていたが、英語教師になって自分なりの給料を稼げるようになってからは、さらにレコード収集に力が入り始めた。
 80年代に生産量でLPがCDに追い抜かれてからというもの、レコードプレーヤーは健在だが、音楽はCDプレーヤーでCDで聞くようになり、レコードを所有しているものでも愛聴盤はCDを購入していた。だからレコードコレクションのほうは、放置していた。けれども、なにごともメンテナンスが大切だ。
 レコード用のクリーナーと、クリーナーをふき取る布を数日前にレコード販売店で購入した。
 今回、レコードジャケットの袋はないものかとネット上で探してみた。アウターもインナーもあって、両方注文した。
 レコードジャケットのインナーもアウターも換えると、気持ちがいい*1。いい音で鳴ってくれるような気もする。何事も気分は大切だ。
 接点復活剤も使って、接続部分の掃除もすることにしよう。

*1:いわゆる輸入盤のレコードディスクのインナーに、紙仕様のものがあるが、今回、入れ替えをしてみて、レコードディスク管理には、紙仕様のインナーは保護の点で劣るように思えた。