「米上院補選で野党候補勝利の見通し トランプ氏に逆風」

 CNNがアラバマ州の上院補選で、民主党候補のダグ・ジョーンズ氏の勝利を報じている。
 元NBA選手で民主党の選挙運動をしている支援者が、ロイ・ムーア氏は、奴隷制に明確に反対せず、同性愛者に反対、自らは性的問題行動のある候補者である。そうした候補者を当選させなかったアラバマ州を誇りに思うと述べていた。
 以下、BBC News(12/13(水) 13:10配信)より。

12日に投開票された米アラバマ州の上院補選で、民主党ダグ・ジョーンズ候補(63)がセクハラ疑惑が向けられていた共和党のロイ・ムーア候補(70)を下して、勝利する見通しとなった。同州で民主党が勝利するのは25年ぶりとなる。

元検察官のジョーンズ候補の勝利を受けて、上院での共和党議席数は民主党の49議席に対し、51議席となり過半数をわずかに上回るのみとなり、共和党にとっては打撃になる。

共和党のムーア候補が未成年の少女に対する性的問題行動の疑惑を指摘されたのを機に、選挙戦の形勢が大きく変わった。

ドナルド・トランプ大統領の支持を受けたムーア氏は、疑惑を否定している。

https://twitter.com/GDouglasJones/status/940786092315471872

民主党のジョーンズ候補はツイッターで、「ありがとう、アラバマ!」とコメントした>

(英語記事 Democrat 'defeats Moore in Alabama race', dealing setback to Trump)

(c) BBC News