以下、朝日新聞デジタル版(4/3(火) 15:12配信)から。
陸上自衛隊のイラク派遣時の活動報告(日報)が見つかった問題で、防衛相時代に存在しないと国会答弁した稲田朋美元防衛相が3日、国会内で記者団の取材に応じた。「南スーダン(PKO日報問題)の反省のもと、しっかりと文書管理をするということで、今回徹底的に捜索をした結果、見つかった」述べ、自身の責任については答えなかった。
稲田氏は防衛相として昨年2月の国会で「(イラク派遣時の日報は)見つけることはできなかった」と答弁した。このことについて「その時は確認したが発見されず、その報告を受けて答弁した」と説明。当時徹底した捜索指示を出したのかとの問いには、「南スーダンの時も捜せばあるのでないかということで、捜させて出した」と述べた。
昨年、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報データを「廃棄した」とした後、陸自内に保管されていたことが発覚。稲田氏はその責任をとるとして防衛相を辞任している。