以下、朝日新聞デジタル版(2018年6月15日09時40分)から。
森友も加計も南スーダンの日報問題も、すべて(安倍晋三首相の)お友達から始まって、お友達に対する仕事の優遇や人事によって引き起こされた。安倍さんは常に「うみを出し切る」と言ってるが、うみの親は誰かということだ。自分が元凶なのに他人事みたいに言う。
もっといけないのは、行政の長である総理と財務省のトップである財務大臣がこのような状況を作って、役所を巻き込んで、そしてすべて(財務省の前理財局長の)佐川(宣寿氏)が悪いというのであれば、誰が政治的、道義的、任命責任をとるのか。
アメリカの大統領が代わった途端にゴルフや食事で抱きついたり、イエスマンになってはならないと思う。ドイツやフランスの大統領のように、距離を置いて、スタンスを置いて考えなきゃいけない。
日朝問題で安倍さんは今ごろ日朝会談をやらなきゃいかんというが、常に考えなきゃいけないのは、外交は地道な対話をどうやってやっていくか。その努力をやらないで、今ごろになって日朝会談をやりたいと。はっきり申し上げて、拉致問題も残念ながらアメリカと韓国における他力本願になっている。(都内での自身のパーティーで)