「米国のバーで銃撃、12人死亡 若者らのイベント開催中」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年11月8日21時35分)から。

 7日午後11時20分ごろ、米ロサンゼルス市北西にあるサウザンドオークス市のバーで発砲があり、12人が死亡した。さらに発砲したとみられる男も死亡した。地元警察が記者会見で明らかにした。10〜12人程度がけがをしている可能性があるという。事件当時、バーは大学生ら大勢の若者でにぎわっていたといい、警察は事件の背景を調べている。

 銃撃があったバー「ボーダーライン・バー・アンド・グリル」はカントリー音楽で地元の若者に人気の場所で、この日は、毎週水曜日恒例の「大学生の夜」というイベントが開かれている最中だった。

 警察によると、12人の犠牲者のうち多くは若者とみられ、警察官も1人、含まれているという。事件当初、複数の通報で警察官が駆けつけ、犯人と応戦。改めて特殊部隊が内部に突入したところ、犯人とみられる人物はすでに死亡していたという。

 警察は事件に拳銃が使われたとみている。「テロでないかどうかも調べている」と説明している。

 米メディアによると、犯人はバーの入り口で警備員を撃った後、バーの中に押し入り、銃を撃ち始めたという。目撃者の話として、煙幕のようなものを投げたあとで、無差別に銃撃し始めたという情報もある。事件当時はバーの内部に数百人の客がいたとされ、窓を割るなどして外に逃げたという。

 ロサンゼルスにある日本総領事館によると「今のところ日本人が巻き込まれた情報はない」という。(サンフランシスコ=尾形聡彦)