「文書廃棄は「適切」か? 公文書のプロが観た国会論戦」

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以下、朝日新聞デジタル版(2020/1/30 13:00)から。

プロが観る 国会論戦
 「桜を見る会」の問題をめぐり、閣僚や官僚は29日の参院予算委員会でも「文書を廃棄している」と繰り返し、説明を避けた。廃棄は「適切」との政府の主張は、本当に問題はないのか。公文書管理に詳しい瀬畑源・成城大学非常勤講師に診断してもらった。

 立憲民主党蓮舫氏は桜を見る会の名簿廃棄の問題を攻め立てた。

 蓮舫氏 「政治枠」の推薦名簿を「1年未満で捨てていい」と決めたのは安倍晋三首相。この決定は正しかったか。

 首相 適切に人事課長のもとで判断されたと思う。個人情報の塊と言っていい名簿ということもあった。

 瀬畑さんは参院第1委員会室で傍聴しながら、「公文書管理法には『個人情報だから』という理由で『1年未満で廃棄してもいい』なんて書いていないんですよ」と首をかしげた。

(後略)

(聞き手・三輪さち子)