以下、朝日新聞デジタル版(2020/12/10 22:08)から。
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は10日、会合を開き、政府や自治体の取り組みについて、「全体として必ずしも新規感染者数を減少させることに成功しているとは言い難い。医療提供体制が相対的に弱くなる年末年始が近づいており、緊張感を持って対応することが求められる」との提言をまとめた。
専門家組織は最近の国内の状況について、「新規感染者数は過去最多の水準が続いており、引き続き最大限の警戒が必要な状況」と分析。20代~50代の移動による二次感染が多くなっており、医療機関や高齢者施設での感染につながっていると指摘した。忘年会や新年会、帰省などが増える時期に感染拡大を起こさないためのメッセージを発信することが政府や自治体に求められていると訴えた。
(後略)
(姫野直行、土肥修一)