4シーズン目の初スキーに出かける

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 コロナ禍であるが、今シーズン初のスキーに相棒と出かける。私にとっては4シーズン目となる。

 コロナ禍のため、今夏は旅行には一切出かけていない。キャンプ旅行も封印。

 言うまでもなく、コロナは、感染者がいれば感染する。人との接触を避けることが一番重要だから、生活物資の買物などを例外として、基本、家にこもっていた。体力・健康づくりとしては、インドアで軽いヨガをやっていた。例外として、アウトドアとしてマスク着用で相棒とジテンシャに乗っていた。

 しかしながら、3シーズン前から集中的に始めたスキーだけは、なんとか出かけたかった。コロナ対策を強めながら、出かけた。

 3か所ほどサービスエリアで休憩をとり、高速道路を降りて、スキー場に近い町で買い物を済ませ、予約していたペンションに到着。

 GoToトラベルキャンペーン*1という政策は個人的には感染拡大の要因になると考え、GoToを使っての旅行は一切視野に入っていなかった。昨シーズンより利用させてもらっているスキー宿に到着して受付をする際に、GoToは使いますかと聞かれた。話を聞くと、このペンションを使う客の中で、GoToトラベルキャンペーンに詳しいスキーヤーは少なく、GoToの登録方法も知らないスキーヤーが多いと聞いた。登録方法すら知らないという点では自分も同様である。

 言われた登録方法を試してみると、GoToトラベルキャンペーンによるディスカウントとクーポン券で、二人分の代金が半分くらいになった。

 旅行ができる余裕のある人たちという点でいえば、比較的恵まれた人たちが得をするという点で、やはり税金の使い方として不公平ではないか、税金の使い方として不適切ではないかという疑問は強くならざるをえない。

 旅行のできる余裕のある人たちはGoToを使ってどんどん旅行をすれば、かなりのお得になる。有体に言って特定業界優遇、既得権益優遇、そして金持ち優遇政策と言われても仕方あるまい。単にスキーをしたいだけなのだが、スキーをしたいだけの俺にもディスカウントやクーポン券が入手でき、得をするというのは妙な話ではないか。

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*1:「旅行促進・推進事業」のこと。コロナ禍にあって「旅行促進」「旅行推進」では批判が強まることは必至。変な日本語英語を使うことで「なんとなくあいまいに緩和する効果があった」と指摘されている。GoToトラベルキャンペーンに限らず、前安倍政権・現菅政権は、日本語をきちんと使おうとする責任が感じられない。なぜだろうか。