「貧困なる精神A」本多勝一(朝日新聞社)・「みんなの寅さん」佐藤忠男(朝日新聞社)などを購入した

貧困なる精神A(1988)

 研究日だが、職場に出かける。

 車内では雑誌タイムを読む。「日本の英語教育」の記事で、松本道弘氏の引用も多かったせいか、スラスラ読めた。タイム誌を読む余裕と暇がないことが悔やまれる。

 職場に向かう前に本屋で、本多勝一・板坂元・佐藤忠男各氏の著作を探す。

 「貧困なる精神A」本多勝一朝日新聞社)以外は見つかって、「南京大虐殺の現場」本多勝一他編(朝日新聞)、「異文化摩擦の根っこ」(板坂元)、「みんなの寅さん」佐藤忠男朝日新聞社)、「男はつらいよー寅さん映画の仕事師たち」(一光社)を購入する。

 天皇の死亡で、子どもに人気の大きな仕かけ時計も、自粛。客向けの弔辞の垂れ幕もかかっている。

 職場で会議を終えて再度、本屋に。

 「貧困なる精神A」本多勝一朝日新聞社)を発見し早速購入。帰りの車内で読み始めるがおもしろい。ためになる。天皇報道にうんざりしていたので、これはなんというか、清涼飲料水ともいうべきものだ。精神衛生上とてもよい。

 「アオニケンク海峡とヤマナ海峡」「文句が多すぎるグアム島の旅」「イギリス語教科書修正事件を考える」「映画『第二小隊』について」など刺激的な論稿が多い。