インターネットで、イラクで日本人青年が人質になったことを知る

 市民講座「イギリス語を上達させよう」から帰ったら、日本人の青年がイラクで人質として囚われの身となったという衝撃的なニュースがインターネットで流れていた。自衛隊駐留を継続するなら殺害するという深刻な事態だ。
 青年は、まず英語を学ぶためにニュージーランドに来て、しばらくニュージーランドに滞在してからイラク入りしたようだ。
 この日本人青年の命と安全が大変心配だ。


 この事件に対する小泉首相の「迷わず要求拒否」(毎日新聞)という政治判断が報道されていた。この4月の人質事件の場合は翌日の判断だったようだが、今回の判断は人質事件の第一報から1時間15分後に決められたようだ。「民主党岡田克也代表も27日の党首討論で政府の撤退拒否方針を批判せず、『自衛隊の派遣に関連して起きたことでもあり、政府は救出に大きな責任を負う』と指摘するにとどめた」とのことである。さらに「首相は同日夜、記者団に『(犯人が)非道なことをしないように願うと同時に、あらゆる手を尽くして無事救出しなければいけない』と語った」と報じられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000001-mai-pol
 さらに、イラクでの人質経験者たちのコメントや家族の心配する様子が、毎日新聞で報道されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000051-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000159-mai-soci
 人質となったこの日本人青年の恐怖感や、安否を気づかう家族の気持ちは、いかばかりだろうか。私には、想像もつかない。
 なんとか奇跡が起こって、無事に救出されて欲しいと願うばかりだ。