ちょっと、待ってよ

夏は戸外での読書も気分がいい

 今日は、月曜日。
 いつものように大学図書館の4階の定位置で、自前のラップトップコンピュータでインターネットにつないで調査をしていたら、中国人の学生が二人来て一人がACプラグを差し込んだ。すると途端に、奇妙な音とともに彼の差し込んだACコードがスパークした。その中国人学生はすぐに私に謝り、私のコンピュータは無事のようだったが、電源標示を調べてみると電源が死んでいることに気がついた。他の電源の差込口に入れてもダメ。いまはAC電源ではなくバッテリーで動いていて、AC電源が供給されていない。コンピュータは大丈夫でも、電源アダプターとコードがダメになったかなと心配になった。
 というのも、電源アダプターとコードがダメになったら、アダプターとコードを日本から取り寄せないといけなくなるかもしれない。そうなるとそれは大ごとだと思ったからだ。
 クレームを言おうと思っていたら、その二人の中国人学生はすぐにどこかに行ってしまったが、別の白人学生がスタッフの一人を連れて戻ってきた。どうやら彼も、インターネット接続と電源とが死んでしまったようだ。
 そのスタッフに私が文句を言う筋合いではないのだが、電源アダプターとコードが壊れていたらとても困ると愚痴をこぼしてしまった。試しに、少し離れたところから電源を取ってみたら、AC電源が供給できることが判明した。ようやくこれでひと安心することができた。
 現在の私は、マオリの知人と連絡を取るメールに始まり、自前のラップトップがないと全く仕事にならない。いわばパソコン依存症なのだが、パソコンは、いつか壊れるものと思って、管理をしないといけない。