ワイロア(Wairoa)からワイカレモアナ(Waikaremoana)湖への道は結構大変だった。
湖近くになると、グラヴェル(gravel)道路といって、舗装されていない道路がところどころ、交互にあらわれる。
だから、ちょっとスピードを出すと、砂煙がもうもうたる状況だ。
坂道の下りなど、スピードが出ると、道路に対するグリップが利かなくなり、当然ブレーキが利かなくなって、いわばゲレンデスキー状態になってしまい、ハンドル回しが利かず大変危険だ。
湖付近のオネポト(Onepoto)に来ると、ロトルアへの標識が登場した。
知らなかったのだが、この38号線は、ロトルアに抜けているのだった。
私は、白人たちによる東海岸の支配が遅れたことが少しイメージできるような気になった。