イギリス語圏が中心だったこれまでの私の旅

シンガポールのチョンプチョンプ

 たしか27歳のときだった。2ヶ月にわたるグレイハウンドバス周遊旅行を含んだ8ヶ月にわたるアメリカ合州国滞在が私のはじめての海外経験だった。1981年のことだ。
 一種の仕事で1987年にオーストラリアはブリズベン、1993年には、オーストラリアのメルボルンニュージーランドのオレワに学校訪問に出かけたこともあったけれど、パートナーとの合州国西部自動車旅行(1992年)から個人的に車での海外旅行を始め、アイルランド家族旅行(1999年)、そして娘とハワイ島への旅(2001年)も、息子とオーストラリアはタスマニアメルボルンへの旅(2003年)も、すべて自動車でまわった。昨年のニュージーランドとブリズベンへの短期大学院留学下見旅行(2004年)、そして8ヶ月にわたるニュージーランド滞在(2004年)に至るまで、私の海外旅行は、すべてイギリス語圏に限っている。アジアへ旅行したことは、2004年の3月、ニュージーランドの帰りに寄ったシンガポールだけだ。
 これは何故かというと、仕事柄、少しでも英語の学習に役立てるためだ。
 これは何度も書いていることだけど、日本の言語状況は、母語・日本語で充分である。だから日本の外国語教師はなるべく外に出て学んでいかないといけない。
 ということで、外国旅行は、イギリス語圏ばかりということになるのだが、初めてのアジア旅行、シンガポールへの旅はとても面白いものだった。