アメリカ合州国では中国語学習熱が高まっている

amamu2006-01-29

 アメリカ合州国で中国語熱が高まっていると朝日新聞の土曜日の夕刊にあった。アメリカ合州国で中国語学習熱が高まっていることは、これまでもこのブログで何回か紹介してきた。
 教育団体「カレッジ・ボード」の資料が紹介されていて、それによると、合衆国の外国語学習者の内訳は、「70%がスペイン語、20%がフランス語、6%がドイツ語、2%がラテン語を学ぶ。残りの言語はすべて合わせても2%。中国語学習者の数はまだまだ少ない」とあるが、続けて、「だが、04年に高校1万4千校を対象に全国的な調査をしたところ、中国語クラスの導入を希望した学校は2400校。イタリア語の240校、日本語の175校、ロシア語の50校を圧倒した」とある。
 いまや、日本語学習熱の高まりはとうに過ぎて、中国語学習熱が過熱しているのだ。
 これは、経済的な理由からだけではなしに、安全保障の観点からも中国語学習に関心が集まっているという。
 日本で中国に対する親和度が落ちているのと、これは対照的だ。