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私が高校生の頃に初めてHarvestを聞いたときに納得いかなかったのが、A Man Needs A Maidの歌詞だった。女性解放(women liberation)の時代の幕開けにあたって、その詞に男性優位主義(male chauvinism)を感じ取れたから、なんとも古臭い感じがしたのだ。
今回のDVDの中で、「A man needs a maidは、ロビンフッドも言っている。ロビンフッドは、男性優位主義に凝り固まった豚野郎(male chauvinistic pig)じゃないだろ」とニールヤング自身が語っていた。なるほどね。高校時代の私の感性もあながち間違えではなかったわけだ。そして今、そう語るニールヤングを受け入れる度量も私にはある。
これは昨日も書いたことだけど、A Man Needs A MaidとHeart of Goldが組曲としてピアノ演奏でやっていることには大層驚かされた。また、A Man Needs A Maidの歌詞がAfraid-A man feels afraidと歌っているのも新鮮だった。
イングランドはロンドンに行って、A Man Needs A MaidやThere’s A Worldをオーケストラとともに録音した経緯や、ニールヤングの師匠ともいうべきJack Nitzscheは日本語ならジャック・ニッチェとよく書かれるのだが、ジャック・ニツキと発音していたことも私には印象的だった*1。
ということで、CDもDVDもLive at Massey Hall (W/Dvd)はお薦めなのだ。
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