「ダーリンの頭ン中 英語と語学」を読んだ

「ダーリンの頭ン中 英語と語学」

 小栗左多里さんの漫画のダーリンシリーズは何といっても面白いが、たまたま「ダーリンの頭ン中 英語と語学」は読んでいなかったので、買い求め、読んでみた。
 前にも紹介したことがあるように、英語で、接頭辞(prefix)、語幹(root)、接尾辞(suffix)などの語源を学ぶには、IDA EhrlichのInstant Vocabularyがなんといってもお薦めだが、英語のルーツがラテン語ギリシャ語・フランス語などといろいろとあるために同じ綴りでも「由来が違えば意味も違う」とあり、漢字の効率のよさが指摘されている。この本では、指摘されていないが、漢字の合成力もすごいものがあり、その点でも漢字は効率がよいと言えるかもしれない。
 あと、発音のところで、「はんのう」「はんぱ」「はんこ」「はんを」「はん」のそれぞれの「ん」の発音が違うという箇所も面白かった。