黒澤明監督の「用心棒」(1961年)を観た

用心棒

 黒澤明の「用心棒」を何度観たことだろう。
 三十郎シリーズでは、おそらく「椿三十郎」のほうが多く観ていると思うが、また「用心棒」を観てみた。
 「椿三十郎」のほうが品が良く、そしてそこはかとない上品なユーモアが流れている。
 「用心棒」のほうが、ハードボイルドだが、笑えるユーモアもある。
 落語のらくだを彷彿とさせる場面もある。
 冒頭の映画のタイトルからわくわくする。とりわけ音楽(佐藤勝)の素晴らしさ。クレジットの筆遣いもいい。
 1961年の作品。