インターネット時代の外国語学習

 いま日本で仕事をしているが、インターネットでBBCのラジオを聞いていると、どこにいるのかわからなくなる。
 インターネットで、海外の新聞も読める。私がサンフランシスコではじめて外国に行ったときとは、環境が全く違う。
 留学という体験では、さまざまな外国の人間と実際にコミュニケーションをとることが貴重な体験になる。これはそうだ。
 けれども、歌や映画、ラジオにアクセスするということでは、海外に行く必要がないと言えるだろう。
 YouTubeも活用できる時代だ。
 問題は、たくさんありすぎて、何にアクセスしたらよいのかわからないという悩みだろう。
 ところで、BBCは、ON AIRの番組が聞けることはもちろん、放送終了後も、4週間は聞けるようになっている。
 Scheduleからたどっていけば、4週間分は聞けるし、気になった歌や気になった人物も、テキストによる紹介もアクセスできるから、listening comprehensionに問題を抱える俺のような人間でも、確認ができる。この点も便利である。
 "Taken at Midnight"という劇について、少しサーチすれば、次のようなURLに簡単にヒットできる時代だ。
http://www.whatsonstage.com/london-theatre/news/taken-at-midnight-at-chichester-minerva_36024.html 
http://www.standard.co.uk/goingout/theatre/taken-at-midnight-chichester-minerva--theatre-review-9776554.html
http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/theatre-reviews/11138692/Taken-at-Midnight-Chichester-Festival-Theatre-review-harrowing.html