「佐川氏の証言拒否に野党反発 昭恵氏の喚問求める声も」

f:id:amamu:20051228113104j:plain

以下、朝日新聞デジタル版(2018年3月27日12時12分)から。

 財務省の文書改ざん問題をめぐる佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問で、野党は27日午前、証言拒否を繰り返す佐川氏を一斉に批判した。進まぬ問題解明に、安倍晋三首相の妻・昭恵氏の証人喚問を求める声も上がった。

 参院予算委員会の証人喚問。その席上、共産党小池晃氏は、証言を拒み続ける佐川氏に「これでは証人喚問の意味がない。これ以上聞いたって意味がない。これでは進めるわけにいかない」と声を荒らげ、質疑を一時中断させた。

 自らも質問に立った立憲民主党福山哲郎幹事長は喚問終了後、記者団に「首相官邸や政治家、昭恵夫人の関与は明確に根拠もなく否定する。政府の国会での姿勢そのものが出ていた。疑惑は深まったとしか言いようがない」と指摘。「これで幕引きとはいかない。国民の怒りや『おかしい』との思いはますます高まる」として、全容解明のためには昭恵氏らの証人喚問が必要だと訴えた。

 (後略)