「次官セクハラ報道「事実ならアウト」麻生氏、処分は否定」

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以下、朝日新聞デジタル版(2018年4月13日11時33分)から。

 財務省福田淳一事務次官がセクハラ発言を繰り返したと週刊誌で報じられたことについて、麻生太郎財務相は13日の閣議後会見で「事実だとするなら、それはセクハラという意味ではアウトだ」と述べた。一方で「内容がどの程度、事実かどうかわからない」とも述べ、処分についても「考えているわけではない」と改めて否定した。

 野党は「事実なら、ただちに罷免(ひめん)すべきだ」などと批判しているが、会見で麻生氏は福田氏を「厳重注意した」と強調。「あの種の話はいまの時代、明らかにセクハラと言われる対象」としながらも「本人の長い間の実績等々を踏まえれば、能力に欠けるとは判断していない」と語った。

 週刊新潮によると、福田氏は、30代の女性記者に対し、飲食店で「胸触っていい?」などと、セクハラ発言を繰り返したという。当時は国会で森友学園との国有地取引をめぐる追及が続いていた時期にあたる、としている。