「辺野古の激しい抗議は「信号無視」か ウーマン村本さん」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月9日20時25分)から。

 米軍普天間飛行場辺野古移設をめぐって政府に抵抗を続けた翁長雄志(おながたけし)知事が亡くなったのを受け、9月30日に知事選が投開票されます。ネットでは激しい言葉も飛び交うなか、昨年フジテレビ系で放送されたお笑い番組THE MANZAI」で沖縄の米軍基地問題のネタを披露し、物議を醸したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(37)は、その後もツイッターで沖縄についての発言を続けています。賛否を声高に叫ぶのではなく「自分の耳で聞いて、答えを出したい」という村本さん。「炎上芸人」ともいわれ、批判も絶えませんが、それでも発言を続ける理由とは。

 ――なぜ、沖縄と関わるようになったんですか

 何年か前まで、沖縄といえば「女の子かわいいな」くらいのイメージ。変わったきっかけは、数年前のテレビ番組です。

 僕の地元は福井県おおい町原子力発電所があります。地元の宿や食堂は、原発のおかげで客が来る、というのも現実。それを番組の中で「降りられないルームランナー」と表現したら、返ってきたのは「原発がないと飯食えないのは、そっち(福井)の責任だろ」と、他人ごとみたいなコメントばっかりでした。
 
 (後略)

聞き手・仲村和代