口語詩だって勉強しないといけない

Double Fantasy (1980)

 "Beautiful Boy", "Woman”など、John Lennon の歌詞は平易でわかりやすくイメージしやすいものが少なくない。

 

 口語詩だって勉強しないといけない。

 アメリカ文化・アメリカ社会というFOR(知的枠組み)を知らないといけない。文化的背景を知らなければ、コミュニケーション上の失敗が起こる可能性がある。ある唄と、その唄をとりまく親類関係を把握することが大切で、たくさんある唄と唄との位置関係を構造的に把握することが大切。

 そうしたことがわかるちからをつけないといけない。ガイドブックを読むことも必要だろう。

 たとえば、歌詞が簡単でも、歌手の歌唱力で勝負している唄なのか。

 それとも詩的な内容で勝負している唄なのか。

 アメリカ人でもわかりにくいものか、わかりやすいものなのか。 

 唄だって、いろいろな分野を、あれこれ大量に聴いていないと、評論なんてできるわけがない。

 「量から質への転化」は唄においてもあるだろう。

 アメリカ語にも習熟する必要がある。唄はとても遅いものであることを自覚する必要がある。アメリカ語の総合力がなければ評論などできるはずもない。行間の読める語感を鍛えないといけない。

 たあいもない唄なのか。泣ける唄なのか。笑える唄なのか。

 評論できるようになるためには、主体の確立も求められる。

 唄で英語を学んでいると、英語であれば何でもありがたがったりしがちなので、注意が必要だ。