ニコラの家でごちそうになり、ニコラとスーザン。カトリーナとビルと一緒に車でGeary通り近くのLast Day Saloonというところに出かけ、Mr. Hookerというbluesの、かなり騒々しい音楽を聴いた。ブルーズ好きのニコラがうっとり音楽に身を投じていて、カトリーナとビルが当惑している様子が可笑しかった。
スイス人のクラスメートのウルスが誰にも挨拶をしないで帰ってしまったので、みんな少し呆れて、カトリーナは、スイス人は時々変わったことをすると言う。日本人などなんと言われているものかわかったものじゃないと思った。
我が家のパーティでの酒量について、大酒を飲んだ話をすると、誰がそんなに飲んだのかと冗談を言い合った。実際は、ニコラは少し二日酔い。カトリーナはなんともなし。アメリカ人のビルは無言。俺は大丈夫だった。
俺は英語がうまく喋れず、やはりfrustrationを感じる。カトリーナは、「あなたは努力しているし、よくやっている。自分の姿を見ているようだ」と言ってくれるが、英語が重く気が重くなる。日本の英語教師は日本語を喋りながら英語を教えるというと、カトリーナはドイツでもそうだといい、でもそれではねという顔をする。以前、クラスメートが英語で授業をしなさい、間違えても誰もわからないのだからと言っていたことを思い出す。
最近、listeningは伸びている気がするが、外国人とのoutputをしないと甘えてしまう。readingも伸びている気がするが、人との接触を避けていてはダメだ。speakingは英語が重く、身体がふらつく。自由に喋れず、いらいらする。
帰りはビルの車で送ってもらい、私のコンドの前で降ろしてもらった。車って本当に便利だ*1。
*1:この頃の俺は運転免許も車も持っていなかった。