ニコラの家でパーティがあり、今、帰宅。
どうもうまく話せない。UC Extensionの人間関係が支配しているようで、どうも肩に力が入り、いけない。自意識過剰なのだろうか。カタリーナ、ビル、エリザベス、マイケル、中国人のクラスメート・イヴォンヌ(仮名)、ニコラ、スーザン。フランス料理をご馳走してくれた。必ず礼状を書こうと思う。帰り、イヴォンヌと一緒にタクシーに乗ったのだが、彼女のアパートの前で車はしばし止まった。こちらの運転手はひどいのもいるが、気の利いた人もまた多い。黒人の運転手で、私の英語について語り合った。南米系はひどい英語を使うと言っていた。ともかく、英語はいろんな人が話すので、いろいろな英語がある。もし私が喋れなければ、それもよい。喋れるならそれもよし。けれど、中途半端はいけない。人が笑ってくれるならまだしも、冷たい肩(cold shoulder)をくれると、もういけない。フラストレーションがたまると言うと、同意してくれて、気楽に喋れる。いい運転手だった。ただ、みんなの話を聞いて、それに乗るように喋れない。カタリーナは例の如く、みんな上達したと言ってくれた。自分ではわからないのかもしれないが、他人からはわかる。自分は最初全く喋らなかったとも言っていた。彼女とビルからサンフランシスコの写真集をもらった。彼女の、人に対する接し方は好感がもてる。みんないい人たちだ。英語力のお陰で、それに応え切れなかった自分に悔しく、情けなく思う。けれども、後悔しても仕方がない。後悔もしたくない。
スーザンが彼女の友人の住所を教えてくれた。イヴォンヌが私をからかい、電話しないでしょと言う。私も自信がないが、性格改造とも考えている。明日のグレイハウンドバスの中で考えることにしよう。
スーザンには、別れ際に、"You’re the most beautiful American woman that I have ever seen."と言った。ニコラにも日本に是非来るように言った。