悩むことが多くなった。映画の字幕をなおす余裕のあるレベルをめざしているせいか。映画を観て、わからないことが多いので、悩む。
書き言葉と喋る話し言葉はかなり違う。新聞・雑誌はかなり読めるようになり、歌なども遅く聞こえるようになり、テレビのニュース、ルーシーショーなどの簡単なドラマ、トークショーは楽しめるようになったのに、まだ映画が苦痛だ。
言葉は空気と同じで、できて当たり前だから、俺のように何%理解できたとか、日本語と英語の違いは何かなどと必死にやっているようでは、やはり段外者だ。
できるようになったとはいえ、机の上の勉強としてである。nativeを基準とすれば、赤子同然だ。
思うに、英語教師といえども、多くは英語を本当にわかっていないのだろう。
英語をマスターするといっても簡単なことではない。英語教師であることが恥ずかしくなってきた。よくこれで英語教師ができるものだと。言葉というものはできて当たり前と思うと、本当に惨めになる。