ウェーダーを借りに、ロトルアの町中に行く

 ところで、オキーフというのは、典型的なアイリッシュの名前だ*1
 オキーフと言えば、私も訪ねたことのあるアメリカ合州国ニューメキシコ州をこよなく愛した画家のジョージアオキーフ(Georgia O'Keeffe)が有名だろう。
 このオキーフという名前の釣り道具屋で、一日15ドルでウェーダーを借りた。私のホームスティ先のジュディなら、一日ウェーダーを借りるのに15ドルと言ったら、眼を大きくして驚くことだろう。
 スタッフにまじって、フライフィッシングの講師のレイの兄弟という人物に会った。
 兄弟なのに、半年以上も会っていないという。同じ町に住んでいるのに、ポリーとマリアンなど、「釣り宿の店主たちとも一年も会っていないかな」と言う。
 「フライフィッシングは初めて挑戦するのだけれど」と私が言うと、レイの兄弟は、素晴らしい時間になると思うよと言ってくれた。

*1:O’ReillyなどO’がつくのはアイリッシュだし、Macがつくのはほぼスコティッシュである。Macに対してMcがつくのはアイリッシュに多い。