Rotorua

Illustrated Māori Place Names

マオリ関係の書籍といえば、Reed出版は有名な出版社のひとつ。 マオリの地名の意味を知るには本書がお薦めだ。 これは初めてクライストチャーチを訪れたときに買い求めたもの。 ニュージーランドを旅する人にとくに薦めたい。 たとえば、ロトルア(Rotorua)だ…

日本が学ぶべきことは、自然を大切にする政治を学ぶことである

研修の帰りに、湯布院に立ち寄った。 湯布院は、別府から一山越えたところにある。 湯布院の観光地を歩いていると、常に1584メートルの湯布岳が見える。 湯布院は、鎌倉や京都のようで、買い物が楽しい。 ところで、いつも思うのだが、もっと自然を大切にす…

1987年よりロトルアと別府は、姉妹都市

今私が滞在している別府とアオテアロア・ニュージーランドのロトルアとは、1987年より姉妹都市協定を結んでいる。 ロトルアは、ハミルトン滞在中何度も訪れたので、とても懐かしい場所だ。

ロトルアからハミルトンにかけての夕焼けの空はたとえようもなく美しかった

帰りは、ロトルアをまわって遠回りしようと思った私は、33号線では、虹を見たり、その後、土砂降りが何度もあり、フロントガラスから前方がよく見えないような状態に何度もなったが、そのせいか、ロトルアからハミルトンにかけての夕焼けはたとえようもなく…

フライフィッシングを楽しむなら、きちんと道具をそろえるべきだ

それと、釣りを楽しむなら、やはり道具をきちんと持つべきだと深く反省した。 ネットや、棍棒などを持参していなければ、トラウトに対して失礼だろう。 その結果が、この美しいレインボーの砂まみれの姿だ。 大喜びできなかったのは、おそらくキャッチアンド…

フライフィッシングは闘いだ

それは、フライフィッシングは、キープするとすれば、殺生になると遅まきながら私は初めて自覚したからだ。 タラウェラ湖では、自分で作ったフライで自分のキャスティングで釣り上げたとはいえ、フライを選んだのもフライををつけてもらったのも師匠にやって…

朝一番に大物をしとめる

昨日の朝は早起きをした。 6時ごろ、フィッシングロッジで一人で起きたのだが、釣り宿の女主人は車で出かけた。彼女の娘さんも出かけるということで、今日は釣り宿の客である私がロッジの鍵を閉めて帰ることになっている。 今の季節、6時では、まだ暗い。 7…

常に、明日があるさ

さて、釣り客は皆帰ってしまった。 夕方釣りに行ったが、魚影は感じながら釣れなかった。 もう一回のキャスト、もう一回のキャストとねばったが、卵が好みのでかいトラウトに6パウンドのラインで数回もぎ取られてしまった。 次回があるということで、私は釣…

ニコラスは実にいい奴だ

残念ながら私は一匹も釣れなかったが、ニコラスと釣りができて貴重な勉強になった。 リリースしたのを除けば、ニコラスは、二日間で5匹の鱒を釣った。 一匹くれると私に言ってくれたが、旅行中なので私は丁寧に断った。 5匹の魚の腸をさばいているニコラスは…

ニコラスの夢はフライフィッシングのガイドになること

「もしかして、ニコラス、君は将来フライフィッシングのガイドになりたいのかな」と聞くと、やはり彼の夢は、フライフィッシングのガイドになることだという。 すでに書いたように、フライフィッシングのガイドは、結構お金になる。 12歳の弟は、フライフィ…

ニコラスは只者ではなかった

実は、彼はフライフィッシングのジュニアのチャンピオンだった。 にもかかわらずというか、だからというべきか、初心者の私にとても親切に教えてくれた。 湖と違って渓流でのフライフィッシングは、地形的条件が様々だ。たとえば木々が邪魔になって、初心者…

ウェーダーも着ずに、川を上っていく

川に着くと、代わりの靴はあるかとニコラスが私に聞くので、なんでかと思ったら、一緒に川に入って、川を上っていくからであった。 これは、私もフライフィッシングのワークショップの際に経験済みだ。 ニコラスはウェーダーを着ているのに、私の格好はとい…

ニコラスと一緒に川を回る

実は、昨日の夕方、魚がたくさんいると私に教えてくれた少年に最初に出会った際に、釣りについていろいろと教えてくれるように私はこの少年に頼んでいた。 ニコラスは、朝は、叔父さんと一緒にフライフィッシングに行ったのだが、午前中の11時頃に、一緒に回…

釣り宿の釣り客に励まされて私も釣りをしてみる気になった

実は私はここに眼をぎらぎらさせて、釣りに来たわけではない。 というのも正直言って、自分だけの力で自立的にフライフィッシングが楽しめるレベルに私はまだ達していないし、ウエーダーや網がなかったりと、道具も十分でないからだ。 何度も来たロトルアに…

キーウィでもアウトドア志向が弱まっているらしい

どれくらいの割合で、フライフィッシングをしている若い人たちはいるのか、聞いてみたら、彼がこれまで通っていた学校の生徒人数でいうと、1500人に1人、100人に1人ということだった。つまり、彼以外には、フライフィッシングをしている奴がいないということ…

パラダイスバレーの釣り宿再訪

今日は土曜日だから、釣り客が多いかと思ったら、15歳の青年と、ビル(仮名)という男性だけが泊まり客だった。 この釣り宿の施設は、食事をつくったり食べたりできて、そしてくつろげる大きな部屋がまずあり、そこにバンクベッドよりは数段ましな上下のベッ…

ファカターニからロトルアへ向かう

東海岸を車でまわってみると、これから向かうロトルアがいかに大都市であり、一大観光都市であるかということがわかる。 ファカターニからロトルアに向かう途中、フライフィッシングで回ったロトイチ湖などがある。まだ寄ったことのなヘルゲイト(Hell Gate)…

ハミルトンに寄って、さらにロトルアをめざす

ハミルトンでは、ホストファミリーのアレックスとジュディに娘を紹介した。私の連れ合いとは昨年の8月に会っているから、これで我が家で会っていないのは、息子だけになるとジュディが言っている。 隣の家のニックにも娘を紹介した。 大変にあわただしいが、…

レッドウッズを歩く

ロトルアは何回も来ていて充分まわったのだけれど、さらに見所はあるか、昨夜泊まった宿のインド人の店主に聞いてみた。 このインド人の店主は、「あんたは充分ロトルアを見聞しているから、ファカターニから、オポティキ、そしてギズボーンへと車でまわるの…

何が悲しいって、日本人が自然の遊びから遠ざかってしまったことではないか

日本でも釣りをしている人、釣りで遊んでいる人は多いだろう。特に地方に住んでいるなら、近くの川や湖で遊んでいる人もいるだろう。けれど、都会の人間は、自然の中での遊びから随分遠ざかってしまっている。日本では、フィールドが本当に少なくなってしま…

ただ知らないだけで、安くていい宿は必ずあるものだ

昨日泊まったバックパッカーズの安宿は、55ドルもする。その管理状態からすると、はっきり言って高すぎる気がするが、町の中心の端に位置していることと、ロトルアが観光地であることからの値段設定だろう。ダブルベッドとシングルベッドがあり、台所、食器…

ロトルアという町の楽しみ方

ジュディに言わせると、ロトルアは商業化され過ぎているということになるのだけれど、たしかに、レインボースプリングス(Rainbow Springs)の近くにあるスカイゴンドラ(Skyline Gondora)のスカイラインスカイライド(Skyline Skyrides)などは、その最たるもの…

ロトルアは観光都市で国際的な町

レイ、マイケル、そしてデイブと、一人ひとり車で帰っていく。 静まりかえった釣り宿の外にある水道場で、私は一人で、釣り上げた鱒のハラワタを取り、頭を切り落として*1、ビニール袋と新聞紙に包んで、昨日と今日の釣果である二尾の獲物を車に積み込んだ。…

フライフィッシングは楽しいね

釣りを終えたわれわれは車の中で楽しく会話がはずんだ。 すでに帰ったエドワードやアンドリューが悔しがるだろうなとマイケルが言ったから、みんなで大笑いになった。 「魚を釣り上げた際のキャスティングは、どれくらいのキャスティングだった」とレイが聞…

初心者の好運でタラウェラ湖で鱒をしとめる

アンドリューも仕事の関係で、昼食後、帰ることになった。 南アフリカ出身のチャールズも昨日帰っているから、これですでに三人が帰ったことになる。 アンドリューともきちんと挨拶をして別れた。 生徒は私も含めてすでに3人しかいないので、講師レイのオン…

講師レイは獲物を追いかけるハンターだ

今日はまた渓流でのレッスンだ。 川でのフライフィッシングで、講師の技術を見る。 湖と違って、渓流は、キャスティングの際に、広い場所が得られることが少ない。だから渓流の岸辺でのキャスティングは、下流にラインを流し、ウキであるインディケーターを…

朝から雨模様でもマイケルは朝釣りに出かけた

今回私は眠り込んでいて気がつかなかったのだが、いつものように朝食前にマイケルは朝釣りに出かけたようだ。 昨日の釣りは夜の11時頃に終わって、みんなで寝ようと言ったのが真夜中の12時頃だったから、マイケルはなんとも熱心で、そして元気だ。 今朝はあ…

ロトルア湖での夜釣りはいい

さて、こうして講師にご迷惑のかけっぱなしの私なのだが、ウェダーを履いて、湖に入っての夜釣りはいい。 向こう岸にはロトルアの飛行場があるはずだが、かなたのロトルアの夜景がきれいだ。幾人かの釣り師のシルエットのすぐ近くを白鳥が通ったりして、なん…

フライフィッシングの講師レイ

夕飯のあと、昼間来たロトルア湖のハムラナスプリングに夜また出かけた。 夜釣りには懐中電灯やヘッドランプが役に立つ。私は二つヘッドランプを持ってきていたので、懐中電灯を忘れたデイブに私の奴をひとつ貸してやった。 ところが、どじな私は車にウェダ…

講師に質問をして情報収集できる力量

実際、フライフィッシングの私の同級生だちはいろいろと講師のレイに質問をする。 フライフィッシングを学ぶのに、こんな贅沢な時間はないだろう。それは、きわめて実戦的だからだ。にもかかわらず、今回のツアーは宿代20ドルを含めて、たったの185ドル。宿…