ギズボーン少しだけ観光をする

 ギズボーンでは、小高い丘に車を登らせて町の景観を見て、ポバティベイ、キャプテンクックの像、ヤングニックの像、ニュージーランドでも大きなマラエ訪問などをした。
 町中で車をとめている場所に戻るときに、ワインテイスティングをしている店があったので、入ってみた。
 私はシャルドネのファンなのだが、ニュージーランドワインは、年々国際的評価を増してきている。最初にイギリスで高く評価されたのは、ソビニョンブランであると本で読んだことがあるが、残念ながら、どれも美味しくて、まさにこれが私好みの味だという絶品に未だ出くわしたことがない。
 このワインテイスティングの係員の女性によれば、高級白ワインは、冷蔵庫で冷やさず、赤ワインのように部屋の常温で飲むという。今回5ドル出して、あれやこれや試してみたが、残念ながらどれも私好みの味ではなかった。「ワインについて私は無知だから」と店員に言ったら、「ワインは、絵と同じ。好みですから仕方ありません。安いワインでも美味しいものはあるし、高くても酢のようなワインもあるから」と、ワインについてどこでも聞くような話を彼女はして、笑った。