食事を作らずパブで食事をすることにした

 サトシさんは、ヒッチハイクで乗せてもらった女性から、コロマンデルでは魚介類が豊富だからマッスルやカキを食べるべきだと言われたようだ。
 マッスルを生で食べたことがないサトシさんにご馳走してやりたいのだが、今日はパブでビールを飲んで、パブミールで食事とした。
 サトシさんとは彼との旅行中にいろいろな話をしたのだが、我々のように男二人で旅をしていると、英語を話す連中は、我々のことをゲイと考える可能性があるというような話もした。もしそう思われたくなければ、「コロマンデルタウンでたまたま出会って、一緒に旅行しているんだけどね」くらいは、相手に情報を与えないといけない。といっても、それでもゲイに見られる可能性は十二分にあるのだけれど。いずれにしても性的嗜好性(sexual preference)は、気にしないというのが英語を話す連中の常識だ。
 ここはインターネットもあり、日本語も問題はない。我々は互いにメールのチェックをした。