「アメリカ独立宣言」のことなど

 昨日、紹介したマット・デイモンの「アメリカ独立宣言」(The Declaration of Independence)の朗読だが、「2分とちょっと」と紹介したように、もちろん全文の朗読ではない。けれども、独立宣言のもっとも重要な箇所の朗読になっているところが凄いところだ。おまけにマット・デイモンの感想まで挿入されていて「2分とちょっと」で仕上がっている。
 「アメリカ独立宣言」の全文(原文テキスト)は、以下でダウンロードできる。


http://www.archives.gov/exhibits/charters/declaration.html


 もう30年以上も前の話になるが、半年間サンフランシスコに滞在してから、ひと月以上グレイハウンドバスに乗ってアメリカ合州国を一人で旅して、東部では、東部13州によるアメリカ独立宣言のゆかりの地をめぐるために、フィラデルフィア(Philadelphia)やボストン(Boston)をまわって、「アメリカ独立宣言」も「お土産」として購入したことを思い出す。「アメリカ独立宣言」ゆかりの地をまわることに決めていたのは、独立宣言の思想的意義をある哲学者から学生時代に学んでいたからだ。
 フィラデルフィアでは、「独立記念館」(Independence Hall)や「カーペンターズホール」(Carpenters Hall)、アメリカ独立革命当時の食事をさせてくれるタバーン(Tavern)などをまわった。ボストンでは、ボストン虐殺の地(Boston Massacre site)や墓地など、フリーダムトレイル(the Freedom Trail)を歩いたことを昨日のことのように思い出す。

 当時はもちろんインターネットなどなかったから、あれこれの施設のパンフレット(brochure)を持ち帰ったものだった。マット・デイモンのような俳優による朗読もなかった。いまの時代は、ボストンのFreedom Trailの地図までインターネットで入手できる時代であり、隔世の感がある。


 フィラデルフィアの独立記念館のURLは以下の通り。
http://www.nps.gov/inde/index.htm


the Freedom Trail foundationのURLは以下の通り。
http://www.thefreedomtrail.org/