YouTubeで、ハリソン・フォード(Harrison Ford)のインタビュー*1を見ていたら、新作映画「42」の話になった。
俺はMLBについては全く詳しくはないけれど、Jackie RobinsonがMLBで最初のアフリカ系アメリカ人選手であることくらいは知っている*2。そして、以前イチロー選手がJackie Robinsonについて尊敬の念をもって触れていたことも。42は、そのJackie Robinsonの背番号なのだ。
映画「42」で、Harrison Fordは、当時のBrooklyn DodgersチームのGMであったBranch Ricky役。
これは公民権運動(Civil Rights Movement)以前の話で、若い世代に、映画を観ることで、そうした時代感覚を体験してほしいというようなことをHarrison Fordが述べていた。
また、Harrison Fordは、Jackie Robinsonの奥さんのことにも触れていて、YouTubeでJackie Robinsonの奥さんのインタビューも1本見た。
アメリカ合州国では、映画「42」はすでに公開されているが、日本公開はこの夏になる。
Jackie Robinsonの自叙伝”I Never Had It Made”*3を注文した。
*1:2013年4月10日のDavid Letterman Show。
*2:「MLBで最初のアフリカ系アメリカ人選手」と書いたが、これは「近代の」「1880年代以来の」という限定つきで、「最初の」アフリカ系アメリカ人ということでは、Wikipediaに次のようにあることを知った。”Moses Fleetwood ″Fleet″ Walker (October 7, 1856 – May 11, 1924) was an American baseball player, inventor, and author. He is credited with being the first African American to play Major League Baseball.” やはり俺はMLBについては全く無知である。
*3:'have it made'は、口語で「左うちわ」という訳語がある。例えばサイデンステッカー・松本道弘「最新日米口語辞典」p.735。訳語にとらわれず、ニュアンスを汲み取るならば'I Never Had It Made'は、「(成功はしたが)恵まれていたわけではなかった」というところか。