福島第一原発の汚染水問題が未解決のないまま、東京オリンピックの誘致が決まった。
安倍晋三首相は、東電ですら「完全に遮断できているわけではない」とようやく発言し始めているのに、汚染水の影響は原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている、健康問題は今までも、現在も、将来も、まったく問題ないと約束する、「(汚染水問題の)状況はコントロールされている」と世界に発言されたのだが、本当に大丈夫なのか。
安倍政権の汚染水対策は、朝日新聞の「7、8日に実施した全国定例世論調査(電話)」で、安倍政権の対策については、「対応が遅かった」が72%にのぼり、「早かった」の15%を大きく引き離したと本日朝日が報道した。
ようやく決まった東京オリンピックは、2020年まで「7年後」である。
7年後、世界は、日本は、どうなっているのだろうか。
個人的な話でも、7年後、俺も日本にいるのだろうか。あえて言えば、この世にいるのだろうか。
日本も「今を生き」なければいけないのではないか。
その意味では、福島第一原発事故の解決をせずによいはずがない、許されるはずがない。
もちろん、7年後の日本にも、オリンピックが予定どおり実現できるような平和が必要である。
それを考えても、安倍首相の改憲論で平和が保たれるのか心配だ。