「ローラさん巡り「どんな立場でも言論の自由」 玉城知事」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年12月27日13時11分)から。

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を止めるよう求める米ホワイトハウスの嘆願書サイトへの署名を、タレントのローラさんらが呼びかけたことについて、沖縄県玉城デニー知事は27日、「どのような立場であれ言論、表現の自由は保障されている」と述べた。

 記者会見で質問に答えた。ローラさんのほか、県出身タレントのりゅうちぇるさんらも署名し、政治的発言などとして話題になった。

 かつてラジオDJやタレントとして活動した経験を持つ玉城知事は「政治的発言か否かはとらえ方によるが、困っている人がいれば助け合おうとの気持ちは十分理解できる」とした。そのうえで、「なぜそのような発言がなされなければならないのか。現状に関心を持ってもらう大切な機会になるのではないか」と歓迎した。

 サイトでは署名数が27日現在、16万筆を超えている。10万筆を上回ると、米政府は内容を検討し、何らかの返答をする仕組みとなっている。(山下龍一)