「口裏合わせ報道「事実確認したい」 森友問題で麻生氏」

amamu2018-04-05

以下、朝日新聞デジタル版(2018年4月5日12時48分)から。

 森友学園への国有地売却で、8億円超の値引きの根拠とされたごみの撤去について、財務省理財局が学園側にうその説明をするよう求めたとのNHKの報道について、麻生太郎財務相は5日の参院財政金融委員会で「現時点で事実関係は確認できておらず、事実関係については確認をさせて頂きたい」と述べた。

 民進党川合孝典氏の質問に答えた。川合氏は「事実であれば不正を働きかけたことになり、言い逃れできないものだ」と追及。太田充理財局長は「事実関係を早急に確認しなければならないと考えており、早急に確認させて頂きたい」と述べた。

 NHKは4日、8億円超の値引きの根拠となったごみの撤去について、昨年2月20日、理財局の職員が学園側に電話し、「トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしい」などとうその説明をするよう求めていたと報じた。学園側は「事実と違うのでその説明はできない」などと断り、職員はこうしたやり取りについてメールで財務省内の複数の関係者に報告したという。

 当時、国会では「8億円かけてごみを撤去するとなれば、ダンプカー4千台分ぐらいになる。実際に撤去されたのか確認したのか」などと、野党が追及していた。

「小野寺防衛相「大変大きな問題と認識」 陸自の日報問題」

以下、朝日新聞デジタル版(4/5(木) 10:29 )から。
「ない」といっていたものがある、あったことがなかったというあべこべ政権だから、もはや驚くことはないが、いまだ退陣しない政権の厚顔無恥には驚くほかない。

 防衛省が国会で「ない」と説明していた陸上自衛隊イラク派遣時の日報が見つかった問題で、小野寺五典防衛相は5日の参院外交防衛委員会で、「1年も前に存在を確認していたのになぜ報告されなかったのか。大変大きな問題と認識している」と述べ、徹底的に調査する考えを示した。民進党牧山弘恵氏の質問に答えた。

 小野寺氏は「事実関係が明らかになった段階で、厳正な措置も含め、対処をしっかりする」とも語り、関係者を処分する考えを明らかにした。

 公明党山口那津男代表は5日、党の会合で「国民の代表である国会に正しい事実をきちんと述べなかったことは国民をだますに等しい行為だと言わざるを得ない」と批判した。

 イラク派遣時の日報をめぐっては、昨年2月に当時の稲田朋美防衛相は国会で「見つけることはできなかった」と答弁していた。翌3月に陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)で見つかったが、稲田氏らには報告されなかった。こうした経緯について今月4日に小野寺氏に報告、公表された。

朝日新聞社

「オスプレイ5機、横田基地に到着 轟音響かせ横浜を後に」

以下、朝日新聞デジタル版(4/5(木) 11:43配信 )から。

 米空軍の輸送機オスプレイが、普天間飛行場沖縄県)に次いで横田基地(東京都)に今夏配備されることになり、5日午前、一時飛来のため横浜ノースドック(横浜市)に陸揚げされていたオスプレイ5機がドックを飛び立ち、約30分で横田基地に到着した。

 午前11時ごろ、ドック周辺にゴゴゴという音が響いた。5機はドックの南端に次々と自走して現れ、相次いで上空へと飛び立った。その後ベイブリッジのそばを通り、南東の海上方向へ遠ざかった。

 オスプレイ横田基地到着後、いったん基地外へ出て、今夏ごろに同基地に本格配備されるとみられる。

 5機は3日夕に、輸送船で米陸軍が管理する横浜ノースドックに到着。4日に陸揚げされていた。

 米軍は2019年10月〜20年9月に配備するとしていたが、東アジア情勢への対応などから予定を前倒しした。今後数年間で段階的に計10機と要員約450人を配備するという。(吉沢英将)

朝日新聞社

「機密文書含む書類840枚、大阪市の交差点に散乱」

以下、TBS(4/5(木) 6:57配信 )より。

 今月2日、大阪市内の交差点で機密文書を含む国土交通省大阪航空局の書類、およそ840枚が散乱しているのが見つかりました。

 大阪市北区の交差点に散乱していたのは、大阪航空局大阪管区気象台が作成したおよそ840枚の書類です。現場には「機密性2情報」と書かれた大阪航空局のものとみられる文書など、機密性のあるものも含まれていました。処理を委託した民間の業者の収集車から運搬中に落下したとみられています。

 これらの書類はシュレッダーにかけて廃棄する必要があり、大阪航空局大阪管区気象台は「再発防止に努めてまいります」とコメントしています。(05日04:00)

「救命女性が降りた土俵に大量の塩まく 複数の観客が目撃」

以下、朝日新聞デジタル版(4/5(木) 12:14配信)から。

隠ぺい改ざん政権によるあべこべ政治でまだ総退陣しない厚顔無恥さを嘆いていたら、相撲界もこれほどずれているのかと驚いた。一番大切なのは人の命である。子どもでもわかるこんなことが一体どうしたのだろう。勇気をもって救命活動に機敏に対応しようとしている女性に女人禁制だからといって土俵を降りて下さいとアナウンスするなんて、あべこべでしょう。人命救助を妨害するなんて、相撲界がいかに時代遅れで、危機管理能力が欠如してるか、露呈してしまったと言われても仕方あるまい。

京都府舞鶴市で開かれていた大相撲の春巡業で、土俵上でのあいさつ中に倒れた多々見(たたみ)良三市長(67)を救命中の複数の女性に対し、土俵から降りるよう場内アナウンスがあった問題で、救命行動後に、大量の塩がまかれていたことがわかった。

 複数の観客によると、女性を含む救護にあたった人たちが土俵から降りた後、相撲協会関係者が大量に塩をまいていた。

 大相撲では、稽古中や本場所の取組中に力士がけがをしたり、体の一部を痛めたりしたようなときに塩をまくことがよくある。日本相撲協会の広報担当は取材に「確認はしていないが、女性が上がったからまいたのではないと思う」と話した。

 観客の60代女性は「周りにいる男性がおろおろしている中で、複数の女性がすばやく救命措置をしていたので立派だった」。場内アナウンスについては「女人禁制の伝統があるのだろうが、人命救助にかかわることであり許されない。救助の手を止めていたらどうなっていたことか」と話した。

 多々見良三市長(67)はくも膜下出血と診断された。手術を受け、1カ月ほど入院することになった。

朝日新聞社

「米公民権運動のキング牧師、暗殺50年 全米で追悼行事」

以下、朝日新聞デジタル版(4/5(木) 15:52配信 )から。

 米国の公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師が39歳で暗殺されてから50年の4日、全米各地で追悼行事が開かれた。

 事件の起きた米南部テネシー州メンフィスでは約1万人がキング牧師をしのんで行進。50年前に、同地の黒人労働者が待遇改善と人権の尊重を訴えて掲げた「I AM A MAN」(私は人間だ)のプラカードも見られた。

 キング牧師は1968年のこの日、労組のストの応援で宿泊していたモーテルのバルコニーで白人の男に射殺された。今は博物館になっているモーテルでは式典が開かれ、事件のあった午後6時1分に、亡くなった年齢に合わせて39回鐘が鳴らされた。

 また暗殺現場となったバルコニーで、キング牧師と活動をともにした活動家ジェシー・ジャクソン師らが演説。「(彼を失った)痛みはまだ生々しいが、銃弾で運動を終わらせてはいけない」と訴えた。

 地元に住む鉄道職員のジョセフ・クレイさん(39)と妻のニキラさん(36)は2人の子どもを連れて行進に参加。「子どもたちに歴史を見せたかった。キング牧師はもう一緒に歩けないけれど、彼には自由のために闘ってくれる多くの仲間がいる。子どもたちも夢を諦めないで欲しい」と話した。(メンフィス=香取啓介)

朝日新聞社