いよいよクリスマスシーズンが近づく

 12月に入って、いよいよクリスマスシーズンらしく、学校も先週から旅行シーズンに入り、今週から実際の休みのようだ。
 日本のショーウィンドウの飾りつけのような白いペーパーを使って、ジュディもガラスに聖マリアや三人の賢者、動物などの飾りつけを始めた。
 クリスマスは、言うまでもなく、キリストの生誕を祝う日だ。だから飾りでは、厩(うまや)で藁の揺りかごに入ったキリストが真ん中に位置している。ライトアップした簡単なクリスマスツリーも置き、テーブルにもキャンドルの飾りつけを置いた。
 今日、久しぶりにハミルトンの街に出かけてみると、いつもは人通りの少ない中心街も、結構人で賑わっている。
 私はクリスチャンではないけれど、合州国でお世話になったジェニーをはじめとして、クリスマスカードを出した。郵便料金は、海外へは2ドル。市内なら45セントだった。
 ロバートハリス(Robert Harris Cafe)のカフェがハミルトンにもあったので、入ってみた。
 私の好きな生クリーム入りのアイスコーヒー(iced coffee)が4.5ドル。ここは、キッシュのような食べ物や、各種ケーキを見て選べるから、お手軽に小腹をふくらませることができる。
 気のせいか、料金は、テ アワムツの方が安かったような気がする。
 レジで並んでいると、前の女性客が飲み物の値段を聞いていた。コーラやソフトドリンクが3ドルもすると聞いて、目を丸くして驚いていた。日本人の基準からしたら、内容的にそれほど高いとは思えないのだが、しっかり者のキーウィーには、ロバートハリスカフェは、ファッショナブルな分だけ、少し値段が高めなのだろう。
 客が去って、テーブルに客の食べ残しが放置されると、とたんに、スズメが5・6羽飛んできて、昼食にありついている。
 カリフォルニア州のロサンゼルスのリドンドビーチ(Redondo Beach)なんかもそうだったが、ニュージーランドは野鳥の宝庫だ。
 もっともスズメを喜んで見ているキーウィーはそれほどいないだろうけど。