ワイカトへの最終段階での大きな軍事作戦は、1864年の3月31日から4月2日にかけておこなわれたオラカウの闘いであった。
レウィ=マニアポト(Rewi Maniapoto)の例のコトバ、最後の最後まで戦うというコトバが残された戦場である。負傷したマオリも、最後は、銃剣で刺し殺された。
マオリの勇猛を讃えるキャメロン将軍のコトバや、オラカウで殺されたマオリを称える碑がテ アワムツの聖ジョンのアングリカン教会に残されている。
ただし、オラカウ村自体には当時を偲ぶものはほとんど残されていない。キヒキヒから4.5キロほど離れたキヒキヒ−アラプニ道路沿いに、オラカウの闘いの50年後に建てられた記念碑が残されているだけである。