ジュピターに寿司を食べさせてみた

 夕食の準備をしていると、ジュピターが自転車でやってきた。
 まずはロサンゼルスでお世話になったジェニーの連れ合いのトニーが大好きな南島のスパイツ(Speight’s)ビールで乾杯。
 つまみには、ホタテとマグロの刺身を出してあげたが、刺身醤油と、ワサビは、常時置いてあるから問題ない。これを、買い置きしてあった割り箸で食べてもらう。
 次にご飯も炊いて、寿司酢で寿司飯をつくる。寿司飯をしゃもじで切る際に、ジュピターに扇いでもらう。なんで扇ぐのとジュピターが聞くので、ご飯が熱いうちに、寿司酢を揮発させ飛ばすためだと説明をする。
 海苔もたくさん買い置きしてあるので、問題なし。海苔と、寿司飯、刺身、刺身醤油、ワサビと、手巻き寿司が楽しめる材料が揃ったので、ここで、恭しくキナ(ウニ)を冷蔵庫から出して、準備完了。
 手巻き寿司の食べ方を説明して、ジュピターと一緒に食べてみた。
 いつ食べても、ニュージーランドの海産物は最高だから、寿司をつくってもまずいはずがない。
 まさに絶品である。
 私のつくる寿司をジュピターも気に入ってくれたようだ。